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活動記録 > 2005 > 第4回 セパタクロー新潟オープン選手権大会

【概要】

 残雪の妙高山の元、第4回セパタクロー新潟選手権大会は全国より12団体の参加を迎え盛大に開催されました。男子14レグ、女子8レグの参加となった今大会では全国初の試みとして開会式前の組み合わせ抽選会を実施。朝から早くも熱い戦いが繰り広げられました。選手宣誓は抽選会で1番クジを引いた日本体育大学の藁谷智彦選手。

【展望】

男子の部 (Men's Division)
 優勝候補筆頭はタイプロリーグで活躍するアタッカー寺本を擁するMSC松飯寺と、寺本の後継者として期待される若手アタッカー寺島を擁するE.F.Sepaktakraw。どちらも代表経験豊富なバック陣を従え総合力は頭1つ抜けている。両チームに待ったをかけるのは新旧有力サーバーを擁するレグで、若手筆頭・山田のM3、北海道でも熱い男・平瀬のTAK-TAKポプラ、十数年日本をリードしてきた田尻のSUITAKRAWなどが挙げられる。

女子の部 (Women's Division)
 優勝候補筆頭は女子日本代表とも言えるKSCで、国内大会では負け知らずの怪物レグ。アタッカーの奥は世界でも屈指と評価が高い。対抗は代表でもレギュラー争いを繰り広げるMAG。打倒KSCにかける意気込みは相当だ。総合力で続くのは亜細亜大学セパパで、石原のサーブを武器に各大会で好成績を残している。

【予選ラウンド】

男子7レグ、女子4レグのグループに別れ各グループ上位2レグが決勝へ進出する。

Group AMen's Division 

Group A 日体 ラポ M3 ポプ 吹田 慶應 ブン 得失SET 順位
日本体育大学A \ 0-2 0-2 0-2 0-2 1-2 2-0 15-75
ラポラ AN 2-0 \ 1-2 1-2 0-2 2-0 2-0 33+24
M3 2-0 2-1 \ 2-0 2-0 2-0 2-0 60+111
TAK-TAK ポプラ 2-0 2-1 0-2 \ 0-2 2-0 2-0 42+33
SUITAKRAW 2-0 2-0 0-2 2-0 \ 2-0 2-0 51+82
慶應 海老 2-1 0-2 0-2 0-2 0-2 \ 0-2 15-97
TAK-TAK ブンブン 0-2 0-2 0-2 0-2 0-2 2-0 \ 15-86

 2強の居ないGroupAはラポラAN、M3、TAK-TAKポプラ、SUITAKRAWの4つ巴の混戦となったが、総合力の高いM3が全勝で1位通過し、 2位にはSUITAKRAWが続いた。TAK-TAKポプラは北海道大会で活躍したアタッカー萩原を怪我で欠き3位に甘んじた。

Group BMen's Division 

Group B EF 日体 函館 MSC 大阪 慶應 得失SET 順位
E.F.Sepaktakraw \ 2-0 2-0 2-0 0-2 2-0 2-0 5 1 +8 2
日本体育大学B 0-2 \ 0-2 2-0 0-2 2-1 2-0 3 3 -1 4
0-2 2-0 \ 2-0 0-2 2-0 2-0 4 2 +4 3
TAK-TAK 函館 0-2 0-2 0-2 \ 0-2 0-2 0-2 0 6 -12 7
MSC 松飯寺 2-0 2-0 2-0 2-0 \ 2-0 2-0 6 0 +12 1
大阪GASUITAKRAW 0-2 1-2 0-2 2-0 0-2 \ 0-2 1 5 -7 6
慶應 A 0-2 0-2 0-2 2-0 0-2 2-0 \ 2 4 -4 5

 GroupBでは2強に待ったをかけるべく蛍の健闘が光ったがその壁は厚かった。MSC松飯寺、E.F.Sepaktakrawが無難に決勝進出。

Group CWomen's Division 

Group C わあ 亜大 ハコ 大山 得失SET 順位
「わああ」 \ 0-2 2-0 2-0 2 1 +1 3
亜細亜大学セパパ 2-0 \ 2-0 1-2 2 1 +3 1
ハコダテ3人娘。 0-2 0-2 \ 0-2 0 3 -6 4
大山女子 1-2 2-1 2-0 \ 2 1 +2 2

 3チームが2勝で並ぶ混戦となったGroupCは得失セット数差の勝負で亜細亜大学セパパと大山女子がからくも決勝進出を果たした。 戦前の予想を覆す「わああ」の健闘が光り、今後の成長に期待が楽しみ。

Group DWomen's Division 

Group D 吹田 日体 MAG KSC 得失SET 順位
SUITAKRAW \ 2-0 0-2 0-2 1 2 -2 3
日体大女子B 0-2 \ 0-2 0-2 0 3 -6 4
MAG 2-0 2-0 \ 0-2 2 1 +2 2
KSC 2-0 2-0 2-0 \ 3 0 +6 1

 抽選の結果揃ってGroupDとなった女子の2強が圧倒的な力を見せつけ、難なく予選通過を決める。 常勝KSCの牙城を崩すチームは現れるのか。

【決勝ラウンド】

男子決勝トーナメントMen's Division 

準決勝
A組1位通過のM3が意地を見せ第3セットまでもつれこむが勝利したのはE.F.。
SUITAKRAWは取ったも同然の第1セットで大逆転を許しそこで集中力を切らした。

3位決定戦
予選でストレート負けを喫しているSUITAKRAWが雪辱を晴らし3位入賞を果たした。

決勝戦
良くも悪くも予想通りの対戦は終始横綱相撲を見せるMSCが制し貫禄の優勝を遂げた。 両者とも守備力に不安はなく、国内最高レベルの戦いで会場を魅了したが、そういう状況になるほど、 アジア大会・タイプロリーグと大舞台でのキャリア豊富な寺本の存在が際立つ。世代交代はまだ先の楽しみのようだ。

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女子決勝トーナメントWomen's Division 

準決勝
混戦の予想された第1試合はやはり第3セットまで。セパパは惜しくも決勝進出ならず。 第2試合はKSCが貫禄の試合運びで大山女子に快勝。

3位決定戦
大山女子は準決勝で集中力が切れたか。セパパが安定した実力を発揮して3位入賞。

決勝戦
横綱KSCに幾度と無く苦汁を舐めさせられてきたMAGが遂に悲願の優勝を成し遂げた。 試合後に勝者が涙する姿が印象的で、どよめきの収まりきらぬ会場から惜しみない拍手が贈られた。 しかし名実ともに同じ土俵に上がってきたライバル出現を喜んでいるのはKSCかも知れない。

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(文・写真 中西正典)
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